モンハンワールド ウイッチャー3コラボの特別任務「古代樹の森の異変調査」をやってみた

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配信されてからちょっと経ってしまいましたが、モンスターハンターワールドのウイッチャーコラボイベントをプレイしました。

今回のイベントはこれまでのイベントの中でも一番凝った作りになっています。

コラボイベント詳細

『ウィッチャー3 ワイルドハント』とのスペシャルコラボレーション
ゲラルトを操作し、特別任務をプレイ!『ウィッチャー3 ワイルドハント』のRPG 体験を取り入れたクエストで、怪物退治の専門家として異変を解決しよう!

特別任務「依頼:古代樹の森の異変調査」

異変の調査は、ゲラルトのウィッチャーの能力や調査員の協力なくしては始まらない。調査団がゲラルトへ用意した持ち物、武器を手に、古代樹の森へ踏み込もう!
また、クエスト内での攻略方法によってはエンディングが変化!クリア後も繰り返しプレイ可能なため、1 回の調査で全ての異変解決を目指そう!

※武器は、加工屋の弟子に話しかけることでゲラルトが装備している「ウィッチャーの銀の剣(片手剣)」から、他の武器種に変更することが可能です。
※特別任務「依頼:古代樹の森の異変調査」は、ゲラルトを操作するシングルプレイのクエストになります。
※特別任務「依頼:古代樹の森の異変調査」は、期間限定ではありません。

今回の特別任務ではこれまで自分が操作してきたハンターではなく、ウイッチャーの主人公であるゲラルトを操作します。このクエストはモンハン初のマルチエンディングになっており、その内容によってエンディングや報酬が変化します。

異世界の怪物「レーシェン」が、新モンスターとして登場!

人の手の入らぬ深い森に棲み、姿を現さず狡猾に戦う異世界の怪物。彼らは生得の魔法能力を使い縄張り内の動植物を意のままに操るという。

この特別任務のボスはウイッチャー3でお馴染みのレーシェンです。正直ウイッチャー3のレーシェンはFFのベヒーモスほど存在感のある敵ではないのですが、今回はクエストボスに大抜擢と言うことになりました。大出世ですね。

特別な報酬と装備を入手しよう!

特別任務をクリアすることで特別なアイテムやジェスチャー、新たなギルドカードの背景、ポーズ、称号が手に入る。また、クリアすることで入手できる素材でワンセット防具「ゲラルトα」シリーズや片手剣「ウィッチャーの銀の剣」が生産可能となる!
更に特殊な条件で発生する重要バウンティを達成するとオトモ武器「怪物の呪杖α」、オトモのワンセット防具「ネッカーα」の生産に必要な素材を入手できる!
1 回のクエストで全ての異変を解決してエンディングを迎えると、称号『ワイルドハント』を獲得!

http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/world/pc/topics/update/

FFコラボと比べて装備的には弱いのですが、コンテンツ量としてはかなり豪華と言えます。

さらに豪華な報酬も

上には載っていませんが、なんとこの任務では「攻撃珠」を手に入れることができます。この攻撃珠は宝珠の中でもまさにレア中のレア品で、HR300を超えた筆者でも一個しか持っていません。

さらにガジャブーのサポートが強化されるサブクエストもあるので、このコラボイベントはクリア必須ともいえるほど重要なイベントになっています。

研究基地への招集

いつも通りログインしてみると見慣れないアイルー達がいます。このアイルーは研究基地からの使者で、至急来て欲しいとのこと。

さっそく研究基地を訪れてみると、なにやら変なアイルーがいるとザワついています。いやいや、それ完全にアイルーじゃないし。

異世界からゲラルト登場

そこに突然開いた魔法の門からゲラルトがあらわれます。「クソッ!これだから<門>は嫌いなんだ」とお馴染みの捨て台詞。MHWの世界でも完全にあのゲラルトです。

ゲラルトは森で怪物退治をしていたら何者かの魔法でこっちの世界に飛ばされてしまったという設定で、変なアイルーを見るや否や、それはネッカーで自分の世界ではよく見かける怪物だと説明します。

この怪物を発見した古代樹の森を調べれば、ゲラルトやネッカーが飛ばされてきた原因がわかるかもしれませんが、別の世界の怪物が相手では調査団の手に余ります。

どうするべきか悩んでいるモンハン勢に、自分は怪物退治の専門家でよかったらこの問題を解決しようと提案します。モンハンでも全く変わらないゲラルト節に開発チームのウィッチャー愛が伺えます。

総司令もここまでの流れからゲラルトを信用し「今回は事態が事態なだけに、本クエストはウィッチャーに一任する」と言った感じでクエストが始まります。

さすがウィッチャー、異世界でも全く動じません。

異変だらけの古代樹の森

特別任務が始まるとまず加工屋の弟子が立っています。ここでゲラルトが持っている武器種を変更できるので、慣れたものに変更しましょう。

今回の特殊任務では画面右上にクエスト案内が出ています。これによると最初の目的は植生研究所の所長と情熱の生物調査員に会うことになっています。

マップを確認するとすぐ近くに情熱の生物調査員がいます。

不審な死体

さっそく情熱の生物調査員に会ってみると、彼女はアプトノスの不審な死体を調査していました。

見たことのない捕食痕。ゲラルトがその犯人は鳥類の群れだと分析しますが、古代樹の森の鳥類が生きたアプトノスを襲うなんて普段では考えられないことです。

群れを成して襲ってくるニクイドリ

死体のすぐそばに落ちていた鳥類の痕跡を辿りニクイドリの群れを発見しました。ゲラルトは調査を試みようと近付きますが、それに気付いたニクイドリの群れは集団でゲラルトを襲います。

ニクイドリはモンスターの食べ残しに群がる大人しい鳥で、人間を襲ってくることなどありえません。ゲラルトはウィッチャーでお馴染みのイグニの印でニクイドリを追い払います。

ゲラルトは調査員と合流し狂暴化したニクイドリについて尋ねますが、調査員もまったくわからない様子。群れは一個の生物のように統率の取れた動きをしており、まるで何かに操られているかのようです。

消えた調査員

もっと情報が欲しいともう一人の調査員を訪ねることにしたゲラルトは北東キャンプのすぐ南にあるマーカーの場所へ向かいます。しかしここには調査員の姿は無く、代わりに手帳が落ちていました。

この手帳は調査員の物で間違い無さそうです。危険が迫っている可能性が高いので、急いで痕跡を辿って行きます。

2冊目の手帳と不気味な木の根を発見しました。木の根は魔力を帯び何かを追うように伸びています。更に追跡を続けるとプケプケが木の根に絡まり窒息死しているのを発見しました。

「足跡の主は生きているといいが…」ゲラルトに一抹の不安がよぎります。

すぐ側で木の根に絡まり動けなくなっている植生研究所の所長を発見しました。木の根をイグニの印で焼き払い彼を救助すると、植物がこんな速度で成長し生物を捉えるなどありえない、まるで怪物の所業そのものだと言います。

ゲラルトはこれまでの調査状況から、異変の元凶は彼の世界に居た「レーシェン」と言う怪物だと確信します。レーシェンは自分の縄張りにトーテムと言う目印を立てます。きっとこの森の中心にもあるはずです。

プケプケの救助(サブクエスト1)

さらに周囲を調査するとまだ息があるプケプケを発見しました。プケプケは傷つき弱っていましたが、ゲラルトがイグニの印で救助するとお礼をするかのように振り返り飛び去って行きました。

ガジャブー達の異変(サブクエスト2)

トーテムを探し森の調査を続けると見慣れない模様を発見しました。これは文字だと直感したゲラルトはこれを解読することが出来る調査員を探します。

ゲラルトは老練の獣人族学者に会いこれを解読してもらうと、この森に棲んでいる獣人族に事件が起こり古代樹の頂上で集会が行われることを知ります。

古代樹の頂上に向かってみるとガジャブーたちの集まりを発見しました。襲ってくるガジャブー達を落ち着かせ会話を試みると、様子がおかしくなった族長の姿が見えず困っていることがわかりました。

族長は極上の癒しを求めていたと言います。この極上の癒しについて受付嬢に尋ねると、大回復ミツムシの下に向かったことがわかります。

族長は大回復ミツムシのすぐそばにいました。正気を失った族長と戦い、なんとか落ち着かせ、この森と族長にかけられた呪いには関連があることを確信します。

レーシェンを倒し事件を解決すれば族長にかけられた呪いも解けるはずだと、ゲラルトは森の中心へ向かいレーシェンとの決戦に挑みます。

レーシェンとの決戦

森の中心に立っていたトーテムを破壊すると、縄張りを荒らされたと腹を立てたレーシェンが襲ってきました。

レーシェンの体力は11700あり4回エリアチェンジする長期戦になります。木の根やジャグラス・ニクイドリをけしかけて襲ってきますが、本体の動きが遅く慎重に戦えばそれほど強い相手ではありません。

イグニの印で燃やすと一瞬怯むので、積極的に狙っていきましょう。

プケプケの恩返し

途中で木の根に絡まったプケプケを助けていると、4回目のエリアチェンジ後にこのプケプケが助けに来てくれます。ここでプケプケが倒されてしまうと報酬の攻撃珠が手に入らなくなってしまうので、ここではジャグラスを優先的に倒しプケプケを守るようにしましょう。

激しい戦いの末、ゲラルトは勝利しました。

特別任務終了へ

ガジャブー族長の呪いも解け事件は終息を向かえます。総司令以下アステラの面々に見送られるなか、ゲラルトは一人のハンターがこの場に居ないことに気付きます。

ゲラルト「怪物退治をしていた間、邪魔を防いでくれたと聞いた」
総司令「あの者は優秀であるが故に多忙でね」
ゲラルト「残念だが、こちらの通貨は俺の世界では使えない。それはハンターに」

受付嬢「これは……」
ゲラルト「ルーン石だ、これを使って、ある程度の炎を呼べるだろう」
ゲラルト「また奴が現れたら、次は君がやれ、とハンターに伝えてくれ」

この場に居ないハンターとはプレイヤーキャラのことです。またレーシェンが現れた時の為に、ゲラルトは自分のルーン石を渡します。

ウィッチャー3本編ではかなり報酬に固執していたゲラルトさんですが、さすがに他所のコンテンツでは空気を読むのか控えめです。

ゲラルトが魔法の扉から帰る寸前、前に助けたプケプケが現れます。

ゲラルト「なるほど、お前の友達を助けた礼か」
ゲラルト「だが俺は依頼を受けたに過ぎん。これは彼らに渡してやってくれ」
ゲラルト「調査団の最も優秀なハンターに、いつかまた会おう、と」

そしてゲラルトさんはやはり門は嫌いだと吐き捨てて去って行くのでした。
門が嫌いに始まり、門が嫌いに終わると言うセンスがカッコ良すぎます。

最後に

今回の特別クエストで得られたものはこんな感じです。

正直、オマケのコラボイベントでここまでやるのかと驚くくらいのデキの良さでした。

ウィッチャーの感覚や死体の調査で痕跡を集める演出やクエストクリアの音楽の再現もそうですが、特に見た目だけではないゲラルトのキャラが全く違和感なくモンハンの世界に再現されているところが凄かったです。

その辺の草とか拾うだけでもゲラルト節で喋ってくれる芸の細かさにはホントに驚愕しました。

次のアイスボーンにも期待していますが、こういったコラボもぜひ続けて頂きたいと思います。

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