【Oculus Quest】オープンα版のPavlov VRをやってみた

Oculus Quest
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Steamでかなり前から早期アクセスとして公開されているVRFPSゲームに「Pavlov VR」というゲームがあります。見た目がとても地味な割にレビュー評価が高く、筆者もちょっと前から気になっていたタイトルです。

パッと見はプレステ2のゲーム?ってくらいショボイのですが、このゲームは「Gun Club VR」のように銃の扱いが細かく、リロードする時はちゃんとマガジンを抜き・ポーチから新しいマガジン取り出し・マガジンをセットしてスライドを引かないと撃つことができません。

VRFPSと言えば超酔い易いQuakeQuestを思い出しますが、このゲームはキャラクターの動きがあまり早くないせいかそこまで酷く酔いません。

そんな「Pavlov VR」がQuestでも発売されることになり、現在オープンα用のアプリが無料で公開されています。

Attention Required! | Cloudflare

このα版アプリはOculusストアからダウンロードできないので、プレイするにはQuestにサイドロードする必要があります。

サイドロードするにはQuestを開発者モードに切替え、PCに開発用ドライバをインストール必要があります。そのへんの導入はこちらの記事をご覧ください。

ダウンロード

ダウンロードは Discord の Pavlov VR チャンネルからできます。

一応、MoguraVRさんの記事からも
discord.gg/pavlov-vr」をクリックして飛べる

Pavlov VR チャンネルに入ったら「quest-installation」をクリックして、一番下までスクロールして最新版をダウンロードしてください。

「quest-installation」をクリックして最新版をダウンロード
ダウンロードした
ファイル(BuildNum_8gの時のもの)
ファイルを
解凍しておきます

インストール

APKファイルだけのインストールでは無いので、SideQuest等でのインストールは避けた方が良さそうです。

「Install.bat」をダブルクリック
既に過去バージョンが入っていても、自動でアンインストールして入替えてくれる

「GrantMicPermision.bat」やSideQuestツール画面の「GRANT PAVLOV AUDIO PERMISSION」で、ボイスチャットが使えるようになるようなのですが、筆者の環境では確認できませんでした。

長いインストール。終了するとウィンドウが消えます

インストールや初回起動待ちが結構長いので、途中で止めたりせずに気長に待ってみてください。

操作方法

  • 移動:左スティック (OOB LocomotionをONにすると左スティック+押込みでテレポート移動)
  • 左スティック押込み:走る(重い銃を持っていると走れない)
  • 方向転換:右スティックの左右
  • トリガー:銃の発砲・マガジンを掴む・銃のハンマーを引く・グレネードのピンを抜く等のギミック操作
  • グリップ:銃や銃身を掴む・グレネードを掴む
  • Bボタン:マガジンを排出する(右手に銃を持っている時のみ)
  • Yボタン:戦績を見る
  • 右スティック押込み:銃の購入メニュー
  • Y+トリガー:メニュー

銃は両手どちらでも持てます。2丁拳銃もできますが、両手が塞がるとリロードできないのであまり意味がありません。

銃の使い方

いろんな種類の銃が用意されていて、それぞれギミック等が異なります。ここでは代表的な銃の扱い方を書いてみます。

自動式拳銃(オートマチック)

説明が面倒なので、銃を右手に持っていることを前提に書きます。(銃を左手に持っている場合はトリガーが逆になり、Bボタンのマガジン排出はできません)

左トリガーでスライドを引くと撃てるようになります

回転式拳銃(リボルバー)

右に振ってシリンダーをセット

特にハンマーを起こさなくてもそのまま撃てます。正直、リロードが面倒過ぎて実戦で使うには厳しいです。完全に趣味の領域でしょうか。

機関銃・自動小銃(マシンガン・アサルトライフル)

重機関銃(ヘビーマシンガン)

コッキングレバーを引くと撃てるようになります

両手持ち

大きい銃は両手で持つこともできます。銃を両手で持つと撃った時の反動を軽減できます。

ちなみに、スナイパーライフルは両手持ちして撃たないと反動で銃を落としてしまいます。(主人公はシロウトかい!)

このα版では両手持ちした時の現実の手の位置がかなり変です。これはさすがに修正されると思いますが、これも未完成の醍醐味と思って軽く流しましょう(汗

スコープ等の装着 

一部の銃はスコープやサイレンサー等のオプションを付けたりなんかもできます。

グレネードの使い方

手榴弾などもピンを抜いて投げます。

ゲーム中では出てこないので、いつ使えるのかは謎です。

銃の購入

右スティックを押し込むと、銃の購入ができます。

VIVEコントローラ設定のままなのか、右スティックを倒して押込みで選択していくのでかなり使い辛いです。スティックをニュートラルにして押込みでメニューが消えます。

メニュー画面

Yを押しながら左トリガーを引くと、メニュー画面に入ることができます。

ここで、オンラインプレイ・オフラインプレイ・セッティング・EXIT(ゲーム終了)を選ぶことができます。

オフラインモードは4種類のルールを選ぶことができます。この手の対戦ゲームではお馴染みの内容ですね。

カーソルを動かしてトリガーで選択

選べるマップもとりあえず4種類あります

マップを選んで右の「Select」を選択

オンラインモードはまだルームの作成やルール・マップ選択ができず、用意されているルームに入ることしかできないようです。とりあえずチームデスマッチ固定のようですね。

オンラインはまだ設置されているルームに入るだけ

ゲーム開始

ゲーム中はランダムに選ばれた武器を手に持った状態でスタートします。武器は他にも、右ポーチにハンドガン・左ポーチにナイフが入っていて、武器を持っていない時にそれぞれのポーチをグリップすると取り出すことができます。

銃を落としてしまったぞい

武器は地面に落ちると一定時間で消えます。全ての武器を落とし、それらが全部消えてしまうと、誰かが落とした武器を拾わないと攻撃できなくなってしまうので注意しましょう。

まだ攻撃を喰らった時のエフェクトが無いので、撃たれてもなかなか気付けません(笑

頭を動かすと体もついてきてしまうので、柱から顔と手だけ出して撃ったりはできませんが、屈むことはできるので、低い花壇に隠れながら立ったり屈んだりして戦うことはできそうですね。ちょっと疲れそうですが(笑

試合終了ーって私は最下位ですかー!(涙

最後に

Steam版ではMODやワークショップなどでかなり拡張して遊ぶことができるようですが、さすがにQuest版はまだそこまで出来るようにはなっていません。(α版だし)

銃の扱い以外は非常にシンプルなFPSで、正直対戦モードはオマケ感も出ていますが、今後の仕上げ次第では結構化けるかもしれません。

とりあえず、銃をカチャカチャしてみたい方は話のネタにプレイしてみてはいかがでしょうか。ちなみにもっと本格的にカチャカチャしてみたい方で、VRストリーミング環境が整っている方は「Gun Club VR」もお勧めです。

筆者はGearVR版を持っていますが、あまりの出来の差に本家Steam版も買ってしまいました。これQuest版は出ないんですかね?(Quest版も発売されました!)

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